「ハッカーの学校」面白い本がたくさん!

ちょっと時間があったので、立ち寄った本屋さん、
自然と足はIT関連の専門誌のコーナーへ進んでしまった。

気になるワードが目に入ってきた。
「ハッカーの学校」、一番大きな文字でこちらを向いている。
その横には、ハッカーの学校シリーズまである。

・ハッカーの学校
・個人情報調査の教科書
・鍵開けの教科書
・IOTハッキングの教科書
・ハッキング実験室

気になる本ばかり、とは言え、ハッカーは他の誰もができないことを
するからこそ価値があり、そのスキルには自信があるはずである。

「この本を読んでしまえば、この本の著者に、スキルで負けを認めるようなもんだ。
 ・・・」

でもやっぱり気になるので、その横の「サイバー攻撃の教科書」を買ってみた。

中身はというと、サイバー攻撃の基本的なことが幅広く書いてあり、
教科書らしく、優しく概要を理解できる内容である。
初級のハッカー向けには良い感じの本である。

攻撃の基本には、APT攻撃が最初に説明してある。
APT(Advanced Persistent Threat)は、日本語で言うと「持続的標的型攻撃」と書いてある。
意味はわかっているものの、このような日本語に訳すとは知らなかった。

攻撃ツールとしては、もちろんKali Linux、Metasploitの説明がある。
攻撃手法は、Windowsのハッキング方法やフィッシング、それにXSSやSQLのインジェクション、SNSのハッキングなどがある。

面白いのがそのあとにある。実は私も立ち読みしながらこの部分に興味を持って購入した。
その内容は以下の通りである。

・IOTのハッキング
・スマートキーのハッキング
・RFIDのハッキング

実際にこの分野まで行うハッカーは、特殊だと思うが、より楽しいと思う。
私も昔は電子回路設計屋さんでもあったので、内容は理解できるが「チップオフ」という手法まで書いてあるのには、ハッカーは、「どうやってチップオフするの?」と疑問に思った。
ブラックハッカーは、なんでもするのだなぁと思う。

なんだかんだ読んでみると面白い本だと思う、やっぱりそのその隣の「ハッカーの学校」シリーズも読んでみようと思う。
ハッカーの世界は無限の技術があるから実に面白い。