MOT/PBX、MOT/PROの導入事例-シンプル構成!

MOT/PBXの構成!

 オフィス24社のMOT/PBXと言えば、非常に実績もあり、安定しているSIPサーバ(IP-PBX)である。
元々はインフォーエス社の「e-Mipex」である。
弊社もインフォーエス時代も現在のオフィス24時代も両方とも
弊社のCTI「CallNavi(コールナビ)」との連携しての導入実績がある。
小規模向けはアライアンス型の「MOT/PBX」(旧e-Moipex)、大規模向けは
サーバにインストールするタイプの「MOT/PRO」(旧Exceed)である。
 今回はその導入時の構成例をご紹介します。

シンプルなパターン!

まずは、シンプルなパターンです。
もちろんCTIアプリケーションは弊社の『CallNavi(コールナビ)』を使用しています。

こちらは、INS64を収納するタイプである。「MOT/PBX」本体には、INS64を2回線4chを収納できるBRIのインターフェースがある。
INSではなく、ひかり電話を契約している場合は、4chまでであればNTTの「VG430i」、8chであれば「VG830i」を経由すれば良い。

「VG830i」の場合はINS64が4回線8chとなるので、「MOT/PBX」本体だけでは接続が不可能になる。
その時は「MOT/BRI」を使用する。これはインフォーエス時代の「e-Gatway」である。非常に優秀な機器であり
弊社の実績から言うと安定性も高い。
これにINS64を2回線4ch収納すれば、「MOT/PBX」と含め、4回線8chとなり「VG830i」とマッチする。
更にINS64を増やすのであれば、この「MOT/PBX]を追加すればよい。
後で説明するが、この「MOT/PBX」はレガシーのPBXとSIPのIP-PBXを連動するときにも使えるので効率が良い。

MOT/PROの構成!

今度は、「MOT/PRO」を使う例である。この「MOT/PRO」はインフォーエス時代は、「Exceed」と言われていたものである。
サーバ機へインストールするタイプだが、これも非常に安定している。

この例では、INS1500の回線を試用した例であるが、INS1500をPRIゲートウェイを用意してVOIP変換してSIPサーバに取り込むことになる。
PRIゲートウェイはなかなか手頃の価格なものが無くどうしても高額になるのは昔からの難点である。
これも弊社の導入実績と調査内容をどこかで公開したいと思う。

この規模になれば、SIPサーバからACDサーバ(呼分配)を通しIVR機能(音声ガイダンス)が必要であればIVRサーバへ送ります。
そうでなければACDサーバから、各電話機へ呼を分配します。

この構成は、サーバータイプですので接続内線数は200台までいけます。

回線を増やす場合は、INS1500であればゲートウェイを追加する必要がある。1回線23chである。
もちろん、回線は光プレミアムも光ネクストも機器を変更することで、構成出来ます。

MOT/PBXとMOT/PROの比較!

MOT/PBXもMOT/PROもどちらもSIPエンジンは同じであるので、安定性は同じ、非常に次席もあり安定している。

どの規模、機能でどの機器を使えばいいのか、以下がそのスペックである。

このMOT/PBX、MOT/PROはベースとなるSIPスタックは、オープンソースのSER(SIP Express Router)らしい。
かと言ってもこれだけ安定しているものなのでインフォーエスさんで相当、手をいれたのではないかと思う。
技術力が高い人が開発してるのだろうと思う。