今回の出張は、学校法人 KBC学園(国際ビジネス専門学校)での講師依頼だった。
IT系の学生に将来/就職に向けての話しをして欲しいという内容である。
この忙しい中、講演資料も作らなくてはいけない。
ビジネスセミナーなら、IT企業経営者向け、通販業界向け、コールセンター向け、グローバルビジネス向けなど
沢山ネタがあり資料作りもスムーズに進む。
今回は学生向け! さすがに学生向けのネタも資料もないので一苦労しそうである。
講演時間は1時間30分程度、話すことは訳ないが、資料作りがやっぱり大変。
30ページ程度用意しておけばいいだろうと思い、2~3日前から空き時間に考えていた。
でも、さすがに作る時間なんてないよぉ!

相変わらず、沖縄への飛行機の中で作るはめになった。
横目で雲の中に浮かぶ富士山を眺めながら、PowerPointで資料を作る
もちろん、間に合わず、沖縄のホテルについても夜中まで作り続けた。

私がいつも泊まる那覇のビジネスホテル「ホテル那覇GRG」、
ここにはビジネスルームがあり、落ち着いて作業ができる。
なんだかんだ間にあった。
講演開始、できはまぁまぁかぁ?
11月15日午後、講演は始まった。
約120名という話だったが、予想を超え、150名はいそうである。
昼食を済ました金曜日の午後なんて、皆眠いに決まっている。
ましてや学生なんて居眠りするだろう。

そう思っていたにも関わらず、意外と皆さんしっかりと聞いてくれた。
ところどころメモを取る学生達の姿が目に入る。
いろいろな学科のひとがいるらしい、私は講演をしながら、その話の内容と学生反応から
この学生はXXの学科なんだろうなぁと想像をしながら話した。
日本初の国産ロケット「H-Ⅱ」の設計した時代の話には、顔色を変えた学生たちがいた。
きっとすごく今日にを持っているんだろうなぁ。
将来こんなことをしたいんだろうなぁ。
海外ビジネスの話し、特にアメリカシリコンバレーの話しにも興味をもった学生もいた。
皆、いろいろと将来の思いがあることが分かる。
さすがに殆どの人が顔を上げ、メモを取り出したのは、学生と社会人の違いや企業が採用時の筆記試験や面接を
どう考えているかの話しだった。
もっと驚いたのは、講演終了後の質疑応答である。
次から次へと質問したいと学生が手を上げる。
時間を延長したが、さすがにきりが無いので講演そのものは終了。
しかし、その後会場で学生が私の前に列を作って順番に質問するほどだった。
興味をもってもらい有難い、学生もそれぞれお礼のあいさつをしてくれた。
こちらとしても遣り甲斐のある講演となった。
自分は話すのが好き!
ここ最近も2カ月に1回はどこからか講演依頼が来る。
講演することって、なぜか結構楽しい、自分は話すのが好きなんでしょうね。
自分の学んだこと、自分の経験したこと、苦労したことってそのままではもったいない気がする。
人の役に立つなら一杯話したいと思う。
これからもいろいろなところで話したい気がする!